戦争のはじめかた

原題「バッファロー・ソルジャーズ」 2001年のイギリス=ドイツの映画。タイトルからして例によってウォー作品かと思ったが、冷戦時代末期、戦争もない目的もないどうしようもない西ドイツ駐在のアメリカ兵たちの体たらくを描いたもの。それはそれでお堅くなく、なかなか楽しい作りになっている。どちらかというと兵士と言う材料を用いた戦争ブラックコメディという感じ

久々のホアキン・フェニックス登場。けど今回のホアキンはなんだかかっこ悪い
そしてエルウッドの恋人役ロビンに「X-MEN」シリーズのアンナ・パキンが。「X-MEN」のときのは他の美女たちに隠れていまいち目立たなかったが、今回は十二分に魅力を感じる

最初はクールなキャラで何事も穏便にクレバーにこなす感じだったが、堅物鬼リー曹長の登場でそれまでの穏やかなエルウッドの人生が一変する
最初はいつもの冷静さを装うものの、段々それを隠し切れなくなり、動揺している様子が伺える
あの糞曹長むかつくヽ(`Д´#)ノ エルウッドのベンツに一斉射撃を浴びせるなんてやりすぎだ!しかし奴の潰しはそれだけに留まらない。まさか命まで狙ってくるとは。多分娘に手を出されたからだろうな
そらリズに比べたら若いし、何よりリーの娘という火遊びがより興奮させるのだろう

それにしてもあのノールという上等兵が、将軍付の監察官だったとは。とてもそうは見えん(ノ∀`) あのヘナチョコ野郎あれだけエルウッドが助けてやったのに裏切りやがってヽ(`Д´#)ノ

結局なんのために娘に手を出したのか、娘を利用してをギャフンと言わせてやるんじゃなかったのか、目的が不明確になってきてる
いつかやり返してくれるんだろうなと思ったら、結局最後の最後のほうまでやられっぱなし
なんとか最後に一緒に飛び降りて死なせたけど、あれじゃ下手すりゃ自分が死んでたし、もっと他に方法なかったんだろうか

リー曹長に腹たちっぱなしだが、ホアキン好きにはお勧め