笑の大学

いやー三谷幸喜いや役所広司にすっかりやられたという感じ(´・∀・`)ノ
役所広司SMAP稲垣吾郎のやり取りこそが笑の大学だった
2004年の邦画でコメディ・ドラマ
おかしくて楽しくて、そして最後にちょっぴり悲しみがありのあっという間の2時間

舞台は昭和15年の日本。この頃は喜劇をやるのに警察の検閲を受けなければならないという時代。太平洋戦争突入前ということで、それを象徴するシーンが最後に残されている

いやーホントおかしい。特に役所の向坂ていうキャラがはまった(ノ∀`) 特に最後の笑ってんだか怒ってんだかわかんないシーンはこの人ならではの面白さが出てるw役所様様だね。ホントすごいこの人

そして今までシリアス系のイメージがあった吾郎ちゃんだが、そのイメージを一新するキャラを演じている
どんなに無理難題を突きつけられても、前よりもっと面白くして直してしまう、ある意味天才というかマゾというかw
まあこの持ち前の負けん気と根性とプラス思考と根っからの明るさには感服する。普通なら途中で気持ち切れちゃうわな
椿の明るさを際立たせるためか、吾郎ちゃんの眼が常にキラキラしてるように照明当ててるのがわかる

最初は気に入らなくて一切椿を認めようとしなかった向坂だが、なぜか椿だけは特別扱いするように簡単には不許可の判を押さず、改善を求めようとする
そして毎日のようにケチをつけてはしぶとく対応してくる椿が逆にかわいく思えてきたのか、少しずつ意気投合していく様が見ていて楽しい
だがついに許可を認めたその日、急に感情の激変が起きるのだから向坂という男は読みにくい。椿もすぐに無言で帰ればいいものを、喜びで調子に乗って向坂をあまりに友達感覚のように馴れ馴れしくしすぎ、雄弁が災いして向坂の激高を買ってしまった。もうホントバカ(ノ∀`)あと少しだったのに、口説けそうな女を最後のところで怒らせたみたいな(ノ∀`)

映画というより、ビデオでお茶とスナック菓子でも食べながら、のんびり笑ってジックリ2時間を楽しみたい作品