インサイドマン

銀行強盗に扮して銀行に立て篭もるサスペンス。だがその背景には深い事情があった
2時間にも及ぶ大作でなかなか良く作りこまれた作品
アル・パチーノの「狼たちの午後」や邦画の「遊びの時間は終らない」を髣髴させる。この手の犯人はたいがい何もできないまま捕まるのが定番だが、今回は見事に完全犯罪をやってのけるところが愉快痛快ヽ(`∀´)ﾉ

何と言っても豪華なキャストが最大のウリ！デンゼル・ワシントンが今度は捜査官役に扮す。きれ者だが人を殺さない優しい一流の強盗ダルトン役にクライブ・オーウェン。そしてジョディ・フォスターが交渉役の弁護士として。ウィレム・デフォーが何気に警部役ｗ似合わねーｗつか完全に脇役扱いだもんな。贅沢すぎる

次から次へと警察の動きを読み、それに応じた対処をしてくる。実際こんな泥棒いたら絶対捕まえられないだろうなｗとにかく強盗役のキレ者具合に惚れ惚れさせられる
最初は、人質全然殺さないし挙句は捜査官になめられるしで温いなーと思ってたんだが、後からそれでいい事に気付く
目的は金じゃなくてダイヤってところが憎いね
ということはあのバスやジェット機の要求はフェイクだったかやられた(ﾉ∀`)最初から人質達と一緒にコッソリ出るつもりだったのね

しっかしあんなに安易に盗聴器仕掛けられまくってたら何もできんなｗ

それにしてもあんな所に隠れてたとは(ﾉ∀`)あんな隠れるための工具まで持ってるなんてもう用意周到すぎｗインサイドマンってそういうことか

銀行で刑事と擦れ違うところなんてもう(((( ;ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ ダイヤはわざと入れたんかなあ？それとも偶然？つかあのダイヤってダルトンの指紋付いてないだろうかｗ素手で触ってたもんなあｗ

結局ダルトンの目的は何だったのか、何を盗んだのかいまいちわかりにくかったのが消化不良。せっかくの秀逸な作品なだけに、その辺りの描写説明不足はちと残念。アーサーはドイツでの事実を知られるのがまずかったの？それとも単にダイヤ？いまいち仮金庫の中にある封筒より価値のあるものってのがわからん。指輪？じゃあなんでダルトンは置いてきたの？場所を移したって？物分りの悪い人には幾つかの疑問が残る

とりあえずこの豪華キャスティング陣だけでも観る価値あり！

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