死の接吻

10年前の作品だが、なかなかの掘り出し物を発見(´・∀・`)ノ
犯罪組織によって平穏な生活を一変させられた男の闘争を描いたハードボイルド・サスペンス
ニコラス・ケイジサミュエル・L・ジャクソン、デヴィッド・カルーソー、スタンリー・トゥッチととにかくキャストが豪華
確かにタイトルどおり、死とキスしてるように常に死と隣り合わせだ

何と言っても特筆すべきは、主演のデヴィッド・カルーソーより目立っているニコラス・ケイジの悪役
今までニコラス・ケイジはどちらかというと情けない優しい主人公役が多かったが、こういう悪役も新鮮。髭(なかなか似合ってるじゃん)にあのスタイルでヤクザの貫禄十分。すげー迫力だ。なんかこういうケイジのが好きだわw
それにしても優しいニコラス・ケイジがジュニアを演じてたせいか、どうもジュニアって手ぬるくてそんなに怖くないんだよね。娘に近付いたのに脅しただけだし、いつになってもジミーを殺しにいかないし。挙句はジミーのほうから乗り込まれる始末(ノ∀`)
一方主演であるはずのデヴィッド・カルーソーだが、あまりに地味すぎる…_| ̄|〇 なんかかっこ悪いし('A`)どうでもいいけどこの人声がユアン・マクレガーにそっくりね
何と言っても憎たらしいのは地方検事のフランク。まあこういう顔だからこういう嫌な役がピッタリだがw
最初は嫌な奴だったカルヴァン。つか明らかに撃たれたのはジミーのせいじゃないだろ。だがいくらフランクが裏切ろうが、サミュエルだけは味方してくれるはず、という期待を裏切らなかった
いとこのロニーはとにかく最悪(`Д´) すべてはこいつの仕事を手伝ったときから始まった。ジミーが身代わりに捕まったのに、こいつはのうのうとしてやがるばかりか、妻のベヴまでものにしようとした挙句、殺させてしまった

家政婦であるはずの若くて綺麗なロージーをいつの間にか嫁としてゲット。これは妻の死が好転したか
それにしてもや検事の発言まで録音してたとはアッパレ!ジミー=録音を終始徹底しててある意味笑えたw
FBIがいちいちジニーを騙しすぎで、見てるこっちまで騙される
しっかし普通に人殺しといて釈放されるなんて、いくら裏取引しようが現実的にはあり得んw

内容は二転三転あり、先が読みにくくなかなか楽しめた。キャストもすごいし、十分楽しめる一品と言えようm9(´・∀・`)