サムシング・ザ・ロード・メイド

1930年代に実在した2人の天才心臓外科医、アルフレッド・ブレイロックとビビアン・トーマスが難しい手術を成功させるという実話に基づくストーリー

主演のブレイロック役になんとあの「ハリー・ポッタ」のスネイプ先生で御馴染みのアラン・リックマンが登場ヽ(゚∀゚)ノ そういやこの人なぜかハリポタ以外では一切見ないな。スネイプとは風貌が一変し、白髪混じりのおっさんで最初はちょっとショックだが、あの独特の声ですぐわかったwしかしこうも変わるとはw
一方のトーマスはついこの前「16ブロック」で見たモス・デフ。こっちも声に特徴があるのですぐ分かったwけど本当はトーマスってかなりの切れ者なんだろうけど、マヌケな口調のモス・デフが演じてるせいかカリスマ性を感じない

二人の意地というか駆け引きのようなものを感じる。待遇に耐え切れず出て行こうとするが戻りたいという気持ちもあるトーマス。腹が立つときもあるが、その天才的な腕と才能がゆえ引き止めずにはいられないブレイロック
トーマスの葛藤もわかる。彼はブレイロックのために研究に尽くし、多大な貢献をした。青色児症候群の難しいオペを成功できたのも、彼あってのものだろう。だが一方でブラロックが拾ってくれなければ今の彼はなかった。今の自分に相応しい等級と給与も与えてくれた。だが祝福され表で目立つのはブレイロックばかり。一番の貢献者であるはずの自分は常に日陰で目立たない存在の縁の下の力持ち
しかし最後の最後で彼はようやく医者として表彰されることになる

しっかしみんなが年とったメイクが単に髭生やしたり白髪増やしたりしただけのものってなんとも安易だなw

クライマックスである幼児のオペのシーンは、きっとブレイロックが失敗してトーマスが代わりにやるというパターンになるんだろうなと思ったら、難なくブレイロックが成功。あかん救命病棟辺りの日本の医者ドラマの見すぎだ(ノ∀`)

モス・デフよりスネイプ先生にどうしても感情移入してしまい、ついついトーマスの態度が生意気に見えてしまうが、アラン・リックマンの別の一面を見たい方にはぜひともお勧めの一品(´・∀・`)9m