ハサミ男

いやー邦画にしては良く出来てるミステリー(´･∀･`)ﾉ 主演は豊川悦司と麻生久美子
てっきりハサミ男を捕まえるための警察とのバトル中心かと思ってたが、まったく別のところにこの映画の焦点があった。すっかりタイトルにも騙されたｗ

最初のうちはなんだこりゃと思ったが、中盤頃からどんどん面白さが加速！少しずつ謎が明るみになっていくその過程が面白い。ところどころに布石が散りばめられてるんだよね
警視正・堀之内が樽宮由紀子を殺した真犯人とは意外。勘違いばかりしてる磯部って若い刑事がウゼーヽ(`Д´)ﾉ
最初の頃はてっきり知夏と安永がカップルで、安永がハサミ男だと思っていた。まっさかこの二人が二重人格で、豊悦が自殺した知夏のお父さんだったとはｗ(´･∀･`)ｗなんかヒカルと佐為の関係を思い出したよｗ
それにしても豊悦が存在しなかったとはなあ。確かに何か変だと思ってた。知夏と安永はカップルの割りに一つもラブシーンやキスすらない。喫茶店での警察での聞き込みに関してもなぜか知夏だけ

それにしてもあんな低音で片言しか話さなくても豊悦の存在感はすごい！
知夏は暗くてブサイクだと思ってたが、最後のちゃんとおでこ出してメイクした病室のシーンは見違えた。で、素顔を知らなかったので調べてみたらなんと！こんなに綺麗だったとは↓
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ちょｗｗｗおまｗｗｗ全然違げｗｗｗｗｗ

でもなんか見てて、まったく無実の日高や、樽宮由紀子を殺しただけの堀之内がかわいそう。一番の殺人鬼であるハサミ男いやハサミ女ｗがのうのうと生きてるなんて間違ってる。生意気でブスで殺人鬼の知夏が腹ただしいヽ(`Д´#)ﾉ ホントここらへん、女に甘い日本を象徴してる

強いて言えばラストが無駄に長い希ガス。せっかくすべての謎が解明されていい感じで終わろうとしてるのに、終わりそうで終わらない
あと音楽がうるさい('A`)　冒頭からずっと鳴り止まないキンコンカンコンというBGM

なんといっても特筆すべきは悲しきヒロイン知夏。一方で自殺にあえいでいる女心も描いており、共感できる女性も多いのでは？カップルや女性向けの映画でもある

http://www.media-b.co.jp/hasami/