パパラッチ

メル・ギブソン製作のパパラッチと映画スターとの戦いを描いた映画。劇中本人もチラッと出演している
この映画を観て、ふとパパラッチに殺されたダイアナ妃を思い出した。特に交通事故のシーンなんてまさにそれだ
ある意味映画スターをパパラッチから守るための警鐘の意味合いもあるのでは。メル・ギブソンが監督なだけに、本人の思いも込められているのではと考えてしまう

しっかし素っ裸の写真をいきなり雑誌の表紙とか酷すぎる。こりゃプライバシーも糞もないな。しかも奴らは犯罪擦れ擦れや犯罪でもばれないように巧妙な手口で仕掛けてくる
映画用にある程度誇張されていて、実際のパパラッチはここまで酷くはないとは思うが。ていうか殴らんでもその場でフィルムだけ取り上げればいいと思うんだが?殺し合いにまで発展するとは
しかしこのレックスってパパラッチは心底の悪党だヽ(`Д´)ノ そりゃ明らかにレックスみたいな格下の男があれだけのいい女と寝るには、あういう手段を使うしかないだろうな

クールだが静かに怒りを込める演技がうまい主演のコール・ハウザー。なんでも「ワイルド・スピード2」に出てたそうだがよく知らない
あの刑事古畑みたいw

最初のうちはやられっぱなしで歯がゆい展開。最初は怒りに任せて安易に殴ってしまって後で痛い目にあった。だがボーも黙ってはいないヽ(`∀´)ノ 後半からボーの反撃が始まる!学習して、普段はグッと堪え、賢いやり方で大反撃
普通あそこまでやられたら、二つに一つだ。一つは、泣き寝入りしてとにかくひたすら謝り、金を渡すなどして仲良く大人しくしてもらう。こっちが現実的な手段w悔しいが家族のことを思えばこそ。もう一つがひたすら戦い抜く
けど無理ありすぎ(ノ∀`)あんなうまい具合にいくわけない。ロズナーは事故だからまだいいとして、クラークは映画で使うモデルガンやビデオの件もある。ウェンデルなんかモロ殺しちゃってるしw
あれだけやったら普通タダじゃ済まないっしょ。そういう意味じゃ、パパラッチみたいな屑のせいで自分の栄光が台無しにされるんだから
最後レックスを殺せなかったのが残念。俺なら殺してるな。向こう銃持ってたわけだし、正当防衛っしょ。まあでもあれだけの悪事働いたし、当分出て来れないから大丈夫だとは思うが

なかなか愉快痛快で、後半は時が経つのを忘れます。ボーの復讐劇が見所!

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