ミュンヘン

1972年のミュンヘンオリンピックで11人のアスリートが殺害され、その怒りの報復のために次々と犯人達を殺していくという史実に基づいた悲しい作品
2時間40分と異常なまでに長い。「トロイ」で御馴染みのエリック・バナ主演
アスリートたちが殺されていくところを中心に描くのかと思ってたら、その後の報復が中心

行われているのはただひたすら爆弾による殺し。主人公達がひたすら殺しをしているだけなのだ。なのでとても主人公=正義という気はしない。綺麗な女でも殺さなければならない。やっぱなあ、あの女妖しいと思った。それにしてもあれだけ次から次へと堂々と殺しといてなんで捕まらないの(ノ∀`)

パレスチナイスラエルユダヤ)の戦争が背景にあるため、過去の歴史の確執が根強く残っており、その話が頻繁に出てくるのも印象的。当時の映像もたまに流れる。あーやっぱ古いなあ。このあたりは歴史に疎いと理解しにくいだろう

最初は順調だった暗殺も、徐々に失敗やリスクが大きくなっていく。徐々に殺されていく仲間たち。誰が敵で誰が味方かわからない。その結果、アヴナーは徐々に壊れていく
どうもおかしい。特にルイが怪しすぎる。これは絶対背景や黒幕に何かある。最後のオチが楽しみな展開が続く・・
と思ったら結局何も明らかにならないまま終わってしまった
ちゃんとサラメも殺すところを見たかったなあ
なんだかとても悲しい映画す
期待していた割にはオチがいまいちで、そこが追求点。まあまあ楽しめます

http://munich.jp/