男たちの大和

戦争時に敗れて沈没した戦艦大和を描いた戦争映画。最近の邦画ってこの手のパターンが多い。熱い熱い、まさに男のための映画
いやー2時間20分は長い。長すぎる。あまり観ていて楽しかったり愉快な気分になる映画ではない
主人公は・・いちおう神尾+じーさん(仲代達矢松山ケンイチ)ということになるのか。その他に鈴木京香反町隆史中村獅童、渡哲也、林隆三。何気に一茂も出てたw最後の方までちっとも気付かなかった

最初は鈴木京香とじーさんの二人だけで、一体どんな映画になるんだかと思ったが、なるほど、過去を思い起こしていく回想形式というわけね

それにしても主人公がわかりづらい。というか最後の方まで鈴木京香が誰の娘なのかわからなかった。つか内田って誰よ?wと思ったら中村獅童のことね。その割には内田の印象ってあまり薄かったな。もうちょっとここらへんハッキリ示してほしかったなあ
ということは、内田の子供はいつ産まれたんだ?考えられるとしたら、文子との最後の夜での行為か
あと、大和が沈んだところに連れて行ってという主旨なのだから、ちゃんと大和が沈むところを見たかった。あのままじゃ中途半端すぎる

妙子は神尾のことあんなに好きだったんだから、旅立つ前にキスの一つくらいしてやればよかったのに。あの見詰め合ったまま、したいことができなかったのが、まあ十台の初々しい若さなのかな

こういう日本の戦争見てつくづく思うのは、ホント日本っておかしな思想を持ったバカな国だと思った。敗れて目覚める?そんな無駄死ににどんな意味があんだよ?おかしすぎる
そら海対空じゃ空の方が圧倒的に有利だわな。しかも軍艦1体に対してあの戦闘機の数。まさに死にに行くようなもの

圧巻は最後の方の戦闘シーン。といってもひたすら大和がやられまくってるだけなのだが、その迫力がすごい。けど早すぎてわけわからんのがちょっと・・まあそうすることによって迫力を醸し出そうとしてるのかもしれんが

http://www.yamato-movie.jp/