サマータイムマシンブルース

いやー邦画のわりにはなかなか良くできた映画を観ますた(´･∀･)ﾉ
邦画って完成度が低かったりアバウト（いい加減）なところがあるのが好きになれなかったんだが、これほど完成度の高いスッキリする作品も珍しい
それもそのはず。監督はなんと「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」「交渉人 真下正義」も手掛けた日本を代表するヒットメーカー本広克行！どうりでムロツヨシ、永野宗典など「交渉人 真下正義」のメンバーが多かったわけだ
他のキャストは佐々木蔵之介、「踊る大捜査線」で御馴染みの地味キャラ三上市朗など。川岡大次郎は一瞬小泉Jrに見えた(ﾉ∀`)真木よう子の胸が気になった(;´Д｀)
キャストはマイナー気味だが、とにかくストーリーが最高
いわゆるタイムスリップコメディなのだが、多少頭が良くないとついてけないというかｗ脳内生理で混乱するかも
タイムスリップといっても1日前というレベル。だが、その日の不思議な現象が1日前にタイムスリップしたことによって起きているというのが徐々に明らかになっていく過程が面白い

最初はくだらない野球のやり取りでも見せられるのかという体たらくなスタートだったｗ　奴らのおちゃらけ振りにも辟易しつつ、大切なミッションなのにおふざけ遊び半分、深刻さを理解できないでふざけてばかりの奴らに半分イライラ。唯一甲本だけがまともだったなあ。大人の落ち着いた男という感じ
マッシュルームこと田村は、見た目はｷﾓｲがｗ頭は切れる優れ者
多少気持ちに余裕ができてくると、いろいろと笑えるシーン満載のコメディ要素も盛りだくさん。しっかしあのノリはホントチームワークのなせる業というか。みんな高校球児には無理な歳なんだが、見事なノリでその違和感を感じさせない

印象的だったのが、伊藤の「全部決められてた」という言葉。確かにそう考えたほうがシックリ来る。保積のすべて消滅って理論に乗せられて意味もなくあたふたしてしまったような

ラストは、春華と結婚するのは甲本と来たほうがシックリするんだろうが、甲本は田村ではないらしい。まあその方が現実的だが

邦画だからといって油断することなかれｍ９(´･∀･`)季節外れの夏にぜひお勧めの一品

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