ホテル・ルワンダ

1994年にルワンダで起きたフツ族によるツチ族の大量虐殺事件という実話を基にしただけあって楽しめるストーリーではない。ただ観ていて生き延びてくれとハラハラドキドキするだけ。しかも2時間は長いなあ
なんとも悲惨なといっても露骨に殺戮をするシーンは描写されていないので、残酷さはない。主人公も結局最後まで生き残るしね
このツチ族フツ族の因縁も相当なものだ。こんな長い対立があったなんてまったく知らなかった。特にこのに至ってはつい10年位前の最近の話だ
たまにどっちがツチでどっちがフツかわからなくなる。どっちが悪でどっちが正しいんだと

ドン・チードルが主演ってのも物足りないwしかもこの人普通のアメリカ人だもんな。まあ黒人だからできるのか
って忘れるとこだった??(゚д゚ノ)ノサベナ航空社長として何気にジャン・レノが出ている。あまりに何気なので、危うく存在を忘れるところだったw
ってジャーナリストとしてこれまた何気にホアキン・フェニックスが!

外資系高級ホテルの支配人ポールはフツ族でありながら、妻がツチ族という非常に難しい立場にいる。そしてフツ族なのにツチ族を守ろうとするために同胞からも危険な目に遭う。まさに正義の人だ!ポールは決して立場が上の人にサービスをしても媚びへつらうタイプではない。作り笑いも見せない。非常に自分に正直な人だ
これを見ると「シンドラーのリスト」を思い出す。シンドラーがルセサバギーナってわけ。ホントよく次から次へと金が出てくるもんだ
ときたま突発的な行動をするのが気になる。妻に飛び降りると誓えと迫ったり、急にトラック乗るのやめたり、に大声で切れだしたり。ホントこいつ危なっかしいよ(;´Д`)しかしこの妻ホントぶっ細工だなw

地元の警官ビツィムング長官も金で買収しないと助けてくれない有様。酷すぎる。アメリカから来た平和維持軍のオリバー大佐てのも頼りないし。もっと兵士を読んで守ってくれればいいのに。つかあいつラもっと遠慮せずどんどん撃ち殺せよただの威嚇だけじゃ物足りねーヽ(`Д´)ノ

http://www.hotelrwanda.jp/