ザ・ウッズマン

ケヴィン・ベーコン主演の過去の性犯罪のトラウマを脱しようと苦悩する男を描いたヒューマンドラマ。80分と短いが中身は考えさせられる内容
ケヴィン・ベーコンていつもこういう女に悪さするような役ばっかりだなw
まとわり付く警官に職場での障害。性犯罪者はひたすら追い詰められるだけの現状を描いている
ウォルターは無口で寡黙で超消極的でつまらない男。よくこんなのに女ができたもんだ。いいところを見つけたらしいが、どこにあるんだろうか
けどこのウォルターはどこか他人の気がしない。病的なところが似ている。けど徹底的に違うのは、とにかく自らは求めず、拒否すること。それが逆に他人に求められるんだから羨ましい。俺なんて求めて拒否されまくりだもんな(ノ∀`)
受付の黒人女にまで嫉妬されるとは羨ましい。まあ逆に嫉妬か幼女犯罪で心底軽蔑したのか知らんが手痛い嫌がらせまで受けたが。あの手のタイプは自分の思い通りにならないと嫌がらせするタイプだからな。白人というのもあるけどちゃんとウォルターのことを考えてくれる。この女を選んで正解だ
けどこの女って年上なんじゃないのか。ロリコンのウォルターとしたら不満だろうな。と思ったらケヴィン・ベーコン(47)で、キーラ・セジウィック(40)なのでのが歳下みたい。見えねーwつかこの二人夫婦なのかよw(゚д゚;)w
それにしてもこのニヤニヤ薄ら笑いを浮かべ続ける黒人警官のルーカス巡査部長ってのうぜーヽ(`Д´#)ノ こんなにも執拗に嫌がらせ受け続けると、逆切れして再犯したくもなる
そういえば向こうでは性犯罪者はネットとかでリストに載るんだっけ。完全に人権侵害だなこりゃ。そこまで追い詰めて何になるんだろう。おかげでこういう工場ですら働きにくくなる。そういう現状を訴えてる映画でもある

気になるのが、公園のベンチでの少女との会話。少女が父親との膝の話しになると急に泣き出すシーンがある。あれは一体何を意味していたのか。ウォルターも悟ったように見えるし
あと目の前が小学校というさぞ騒音がうるさそうなところに住んでるのだが。なぜ?騒音が好きだというが、やはり本音は少女を見たいからなのか。自分だったらこんな喧しそうなとこ絶対やだね

残念ながら日本では未公開のこの映画。まああまりみんなで見るような作品でもないので、孤独な男がジックリ考えたいときに見る作品です