スウィングガールズ

吹奏楽やらジャズやら入り混じり、ふとしたきっかけで吹奏楽の面白さに目覚めてしまった女子高生達の紆余曲折を描いた邦画
う〜ん、結局なんだったの?というようなよくわからないまま終わるが、なぜかついつい最後まで見てしまった不思議な映画。そのくらい日常が取り込まれていて理解しやすく引き込まれやすい要素を持っている
ラスト10分はひたすら大演奏。ようやっとこの映画の醍醐味らしいところを見せてくれた。あれだけバラバラで下手糞だった連中が、最後になってようやくここまでのものを見せた!という成長振りがわかる
不思議なのが、よくある恋のお話とか一切なし。あれだけ女の子達がいれば絶対そういうのありそうだったんだが。ただひたすら憎たらしい女子高生どもがやりたい放題やるという感じ。それにしてもどこ行ってもうまくいかず迷惑ばかりかけて・・w
まあ邦画によるある素朴さが全面に出ている。邦画って東京じゃなくてこういう地方を舞台にしてるのが多いなあ。訛りとかもみんな相当練習したんだろうな。自然に囲まれていて何か羨ましい感じもする

結局パッとした主人公も現れないまま物語は幕を閉じる。主なメジャー俳優が白石美穂と竹中直人だけというのも・・
平岡祐太はかっこいいのかどうか微妙だが、将来性を感じる。うざったいスウィングガールズの中で美形だったのが中村知世

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