Are We There Yet?

「もう着いた?」という意
アイス・キューブ主演の心温まるファミリー映画。といってもアイス・キューブといえば派手なアクションという豪快なイメージがあるのに、子守とはいえ家族愛とはあまり無縁そうな家庭的な雰囲気のしない男がこういう形で溶け込むギャップがまたいい。何気にアイス・キューブ自体子供に好かれそうだし、子供っぽいところも備えた大人という感じで適役ではなかったろうか
この子供二人もなかなかかわいい。いや性格は憎たらしいんだがw笑顔とかホントかわいいよねやっぱ
弟の男の子のケビンはわんぱくでいろんなトラブルを巻き起こすトラブルメーカー。でも笑ったり脹れたりするときの顔がホントにかわいい
姉の女の子のリージーはシッカリ者。何気に歌も踊りもできる。この子結構かわいかったな。将来が楽しみだw
見ていると最初は憎たらしかった子供達がだんだん愛らしく感じてきて、あれほどの思いをして送り届けたのに、何も聞かずに断ろうとするスザンヌが逆に憎たらしかったりするw
スザンヌってそんなにいい女かなあ?確かに胸はすごいが
まああの車絶対ダメになるだろうなあと思いながらホントにダメになるしw火事とかやりすぎw
しっかしちょっと送り届けるくらいであんなにトラブルの連続じゃとてもじゃないがやってられん、というか体と金が持たんw

最後はいろんな思いが交錯したね。今までいい女=スザンヌだけを追ってきたニック。それだけが目的だったら、最後に断られた時点で諦めていたかもしれない。だがニックの脳裏によぎったのは、それまでの子供達との楽しいやり取り。いろいろあったけど楽しいこともあった。だから最後にニックはスザンヌよりも子供達に会いたい一心で、どうしてもこのままじゃ自分の気持ちに納得行かなくて会いに行ったんだね。いつの間にかニックと子供達の間に愛情が芽生えていた・・最後の子供達とのやり取りはホントに涙もの。本当にこれでお別れなの?これでいいの?やべー俺としたことが・゚・(つД`)・゚・。
それにしてもスザンヌはなぜ急に判断を変えたのか。あの子供達とのわずかなやり取りで悟るものがあったのだろうか。あの自分の男には必ず冷たく当たり拒否しようとする子供達が、ニックに懐いている。こんな光景は初めて。それですべてを悟ったのだろう。彼女にとってのすべては子供達なんだね