ヒトラー 〜最期の12日間〜

非常〜〜〜〜〜〜〜に重い重い戦争のテーマの映画。見ていて滅入ることはあるが楽しくなることはない。時間も2時間半と長いし。昔のおじさんとかが一人で見る渋い映画かな。まあ間違ってもカップルにはお勧めできないw
内容的には「戦場のピアニスト」に近いかな
タイトルどおり、ヒトラーの最後の12日間を描いたもの。これを見る前は「ヒトラーナチスドイツ!」などヒトラーはもっと悪い残酷な奴だと思っていたが、これだとドイツ人にとっては英雄として描かれている分、意外に悪い奴には見えなかった
でもまあ大半が拳銃で頭を撃つ拳銃自殺ばかり。なぜもっと生きようとしないのか?なぜそんなにも死に急ぐのか?理解できないとしたら、それは彼らの最後の意地と誇りの部分だろう。「ロシア人に捕まるくらいなら自ら死を選ぶ」

正直なところ不謹慎かもしれないが、恥ずかしい話、自分は最後までこのヒトラーの秘書トラウドゥル・ユンゲを性の対象としか見ていなかった。ユンゲ演じるアレクサンドラ・マリア・ララ鈴木京香似であまりに綺麗だったためだ。ヒトラーもルックスで秘書に選んだんじゃないかってほどwこの人があまりに綺麗だったために、どうしてこんな状況で他のドイツ軍兵士はユンゲをレイプしないのだろうと、そしてレイプシーンを密かにいつか来ると楽しみにしていた自分がいた。実際あり得んね。だからちょっと綺麗すぎるかなあ。もうちょっと目立たない地味な役者さんでよかった気もする
そしてやはり出ました!ドイツ人将校といえばこの人!「戦場のピアニスト」でピアニストを救ったドイツ軍将校を演じたトーマス・クレッチマン。いやー相変わらずかこ(・∀・)イイ!ただ今回演じるヘルマンは処刑されるかわいそうな役だったけど
子供達も殺さなければならなかったのか。あまりにかわいそうだ。一つ不思議なのは、ああやって自殺して死に急ぐ人とユンゲみたいにちゃっかり最後まで生き延びる人がいるということ。なんか不公平のようで納得いかん

まあおそらくこれを見るのは中高年が大半。そして真相を知りたいというものだろう。しかし若者にもヒトラーを知ってもらうためにはぜひとも観てもらいたい作品とも言える。決して面白くはないがw

http://www.hitler-movie.jp/index2.html