フランケンシュタイン

ロバート・デ・ニーロによる怪物・・ではなくむしろ愛と悲劇の物語
と言っても紛らわしいんだが、怪物なのはフランケンシュタインではなく、生き返ったクリーチャー(ロバート・デ・ニーロ)のほう。フランケンシュタインは間違った科学者
いやー見事に悲劇(´・∀・`)ノ面白くてあっという間の2時間ですた
あのときああしていればと、とにかく後悔の連続。キチガイを生き返らせなければ・・どうせならのウォルドマンのほう生き返らせればよかったのに

何もしないでもお金持ちで、愛する者もいて毎日踊って暮らし、何一つ不自由ない生活を送っていたフランケンシュタイン
だがとにかく狂気の研究にとりつかれ、それでいてすべてを失ってしまったという感じ
つかこの時代だと兄と妹の愛って普通にあり得たのか?wそれくらい他との接触や出会いがない時代だったんだろうか。だから身内で済ませてしまおうみたいな
結局せっかくの新婚初夜も予想通り台無しにされ、愛するエリザベスとついに交わることができないまま、童貞のまま終わってしまった。さっさとやっちゃえばよかったのにw

しっかし死人を生き返らせるとは、またなんともぶったまげたそれでいて反道徳的な研究だ。もし自分の愛する人を失ったとしても、あんな醜く、それでいて本人が幸せではない。勝手に自分の都合だけで相手を生き返らせるわけにはいかない。やはり自分だったらそのまま安らかに埋葬させるかな
気になったのは、生前の記憶があるのかどうか。クリーチャーはまったくないようだった。一方のエリザベスはヴィクターの名前を覚えていたようだが
なぜ生き返るのに必ず顔が傷だらけになる必要があるのだろう。特殊メイクなんだろうがすごい顔だったなw
しかし自分の醜さに耐えられなかったのだろう。自ら火を浴びて自殺とは。これは女性なら誰もが取った行動だろう。確かにこれでは、自分を生き返らせた相手に憎しみを抱くのも無理はない

やたらとクルクル周るカメラアングルが気になる。見てるこっちが目が回ってくるんだが
フランケンシュタインも自分がやったこと愚かさ、大変さを見詰め、シッカリと責任を取るべきだった
さっさと殺すか、言うとおりにを差し出せばよかったものを、いちいち反抗するから…_| ̄|〇

もしあなたの大切な人が命を失ったとき、あなたならたとえこのような方法をとってしても生き返らせますか?