ローレライ

いやーついに観ますた!邦画とは思えない壮大なスケールで贈る戦争の中で男達が決死の覚悟で潜水艦の中の物語を描いた映画ラーロレイヽ(`Д´)ノ
これ英語表記で「LORELEI」というらしい。これじゃローレレイだろw
ローレライって何のことかと思ったら、超精確射撃測定システムのようなものだが、その正体はなんとパウラという一人の少女だった
なんといってもキャストが豪華!これこそオールスターメンバー
まず主役の絹見少佐役に役所広司、「ウォーターボーイズ」の妻夫木聡柳葉敏郎石黒賢小野武彦鶴見辰吾伊武雅刀堤真一、そして最初の声でわかった人はわかったはず、小さき頃の折笠を演じた上川隆也
でも気になるのは、潜水艦ネタ、自殺覚悟で水素に満ちた電池室に入るシーン、船員の中に裏切りが潜んでいるなど、ところどころに「K-19」のパクリ?と思わせるネタがあること。う〜ん偶然なのか
パウラ役の香椎由宇は唯一の紅一点だけあって、化粧してなかったけど笑顔が妙にかわいく見えた。まだ若干18歳かよ。でもドイツ人という設定ならもうちょっとハーフっぽい子のほうがよかったのでは?どう見ても普通の日本人だもんな
アメリカ人も普通に出てきて字幕も表示されて、これなら向こうのハリウッドに馴染んだ人たちにも楽しめそうな内容。邦画によくあるチープでこじんまりとした映画とはわけが違う。スケールがでかいす
ただ折笠にはむかついた。そもそも艦長にいちいち意見言ったりたてつきすぎ。オマケに優しすぎるからパウラに妙に感情を持ってしまってそれが厄介。ああいう優しさは戦争では邪魔だね。奴は兵隊には向いてない。一人の命のために全滅を招くタイプだ
あとやはりこの作品の一応目玉であるローレライがいまいち最大限に発揮できてなさそうで不満が残る。まあ邦画のタイトルはそれほど意味がない傾向があるからね。結局魔女の正体があれってのも、もっと科学的に知りたかったなあ

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