リーサル・エージェント

なんと女が主人公のアクション映画。アクション映画の主人公となると、ずっと強くなくてはならない。もちろんたまに強い女もいるが、最初から最後まで悪の黒幕を倒すまで強いとなると多少無理が生じてくる。なんでこんな強いんだろうなあと最後まで不思議だったw女が人質に取られた男を守ってるしね
このおばさん最初見たときはてっきりレニー・ゼルウィガーかと思ったほどw目は険しいし鋭いし。これだけ強い女性を演じられるのは、外国ならでは

主人公の麻薬取締局の局員ジュリーは、恋人のブライアンをいきなり失うというショッキングな冒頭から始まる
何のための裏切り?最初は何の組織だと思っていたが、実は連邦政府だった。黒幕は案の定麻薬組織で、裏でつながっていたらしい。その不正に気付いたブライアンがまず裏切りに遭い殺されたというわけ
麻薬組織のボスペイトンは賄賂で警察も意のままにし、まさにこの辺り一帯を牛耳り思い通りにしている
印象的だったのが、あの男。今時似合わないジョニー大倉のような突っ張りヘアスタイルに原田泰造似。なんか昔風の男前という感じ
なぜジュリーはたまたま通りかかっただけのカフェの災難のために、あそこまで身を打ってくれたのか?恩をくれた女性が殺されたから?正義感?結果的に彼女自身の敵である麻薬組織に結び付いたわけだが

とにかくジュリーが災難なのは、最後の最後まで次から次へと追っ手や敵が現れること。アジア人系の用心棒みたいなのも現れるし、ペイトンでしょ、あの政府の二人に、よく見たら一番最初に出てきた同じ局員の男まで
つか最後用心棒の男が復活してきたが、あいつはのままでよかったんかい。それでいて恋人のリタをジュリーに変装させ、ジュリーを追っ手(つかまだいたの?)から逃したはいいが、リタは大丈夫なのか?よくこんな自分の恋人を危険に晒すようなことができるなw多少ジュリーにも気があったみたいだし(なんせあの爆乳だしw)、見てる女性からすれば、なんと浮気性の許せない男だろうw
そしてそのリタがいなくなった隙に、最後にジュリーはキスをしましたとさ