マスク・オブ・ゾロ

まあよくあるかっこいいヒーローのお話と言いたいところだが、複雑な事情も絡む。ゾロは最愛の妻を殺され、娘を奪われ、自分の娘であるかのように育てられる。愛するものをすべて無くし、その意を託そうと二代目ゾロの育成に余生を費やす
最初に一代目ゾロとして登場したのがアンソニー・ホプキンスwあのハンニバルの殺人鬼のイメージがあるおっさんがゾロってwとかなりの違和感。もう歳だし。しかし二代目ゾロとして抜擢されたのがアントニオ・バンデラス。若くてかこいい!これぞ本当の正義のヒーローという感じ
しかし本来なら自分の息子に託したいところだが、時間もなく同じ復讐心を持った盗人によくぞ目を付けたもんだ。しかも最初は荒々しく怒りで粗さが目立つ。それをあそこまでの紳士に育て上げた
そしてキャサリン・ゼタ・ジョーンズの美しさも必見。スペイン人の中でもかなりの美人だろう。まさにお姫様役に取っておきの適役
ところで気になったのがあるが、ゾロは決して人を殺さないという設定になっているのか、殺すシーンがなかった気がする。いくら復讐と言えど決して殺しはしなかった。紳士らしいが何か物足りないw

けど全体的に安定感のある作品で楽しめた。格闘というか剣での戦いシーンもなかなか爽快感がある