ウインド・トーカーズ

1940年代の日本の真珠湾攻撃後のアメリカとの戦争映画
もう至って普通の戦争映画す。激戦です。次から次へと息をつく間もないくらい殺しまくりです。仲間もみんな死んじゃうんだなあと戦争の非情さを思い知らされます
主人公のエンダーズを演じるのはニコラス・ケイジ。今回はニコリとも笑わない自分への罪から常に悲壮感を漂わせながら、強い兵を演じてます
そして今回この映画でポイントとなるのが、ヤージーと今にも「がちょ〜ん」と言い出しそうな顔のホワイトホースwの2人のナバホ兵
ナバホ語が難解らしく、なんとこの言語自体が暗号として使われていたとか。伝達手段が無線しかないから、無線は簡単に盗聴できてしまうからねえ。あの頃の戦争は大変だったろうな

しかしどうもこの常に何がおかしいのかニヤニヤヘラヘラしているヤージーが気に食わん。そして友が死んでから態度を豹変させる。それまでのヘラヘラが顔から消え、常に怒気に満ち、命令無視は当たり前。そして友を犠牲にしたエンダーズに銃を向けるなど、自分がこいつの上司だったらなんともやってられず使いにくい奴だと思った
う〜ん、ラストは残念だった。ヤージーが死ねばよかったのにw

ところで結局クローズアップされなかったが、なぜか味方から砲撃を受けたり、安全なはずの村が突然襲われたり、どう考えてもよくありがちなスパイでもいるんじゃないかと思ったが、それは映画の中では結局明るみにされなかった。俺はずっとヤージーを疑ってたがw日本兵殺すのためらってたし
しかしこうやって見ると不思議なもので、本来なら日本を応援?というのも変だがそっちの見方をしてしまうのが当然だが、この映画に出てくる日本人はみな“いかにも”な日本人ばかりで憎たらしく見えるw

http://www.foxjapan.com/movies/windtalkers/index2.html