RONIN

大物二大俳優、ロバート・デ・ニーロジャン・レノの共演による、サスペンスアクション
キャストも豪華だし、裏切りの連続で二転三転ドンデン返しの繰返しで、もう途中からちょっとやそっとのことじゃ驚かなくなるw
二人は仕事してスパイになり、スーツケースの略奪の仕事をするというもの。だがそれは仮の姿であり、真の目的があったことが後に明らかになる
RONINとは、その通り日本の「浪人」を意味する。おそらくスパイたちの生き様をそう表したのだろう
集められたスパイたちは、まさにプロ中のプロ。特にデ・ニーロは元CIAという位置付けだけあって、やり方がこれでもかというくらい慎重で徹底している。プロ意識を感じる
無言のまま延々と行われるカーアクションはかなり凄まじい。ここがまさにこの映画の見所と言っていいだろう。しっかし自分たちさえよければそれでいいがごとく、あれだけたくさんのほかの車を犠牲するとは、迷惑な連中だw
最後てっきりジャン・レノ死んだかと思ったw

若干いくつかの疑問は残った
・スーツケースの中身は、結局なんだったのか?(すんごい気になるwけどテロ関連のおそらく強力な兵器に関するものだと思われ)
・あのボス(シーマス)は何者だったのか?(テロリストと言われてたが)
・彼女は本当に戻ってこなかったのか?なんか寂しい・・

ただお気に入りのショーン・ビーンが前半ですぐに消えてしまったのは残念。後に密かに復讐を企てて出てくると思ってたんだけど。何か撮影途中でトラブルでもあって降板することでもあったんじゃないかってくらい、この人にして相変わらずあっけない役だw
ナターシャ・マケルホーンほどの美人スパイがいたら、そら感情移入をしてしまうだろう。デ・ニーロの気持ちもわかる
アメリカ人のサムとフランス人のビンセント。この二人のコンビはまさに最強!