狼たちの午後

なんとゴッド・ファーザー2の直後の1974年の作品という非常に古い映画
ソードフィッシュの冒頭で紹介されていたので、注目した
なのでアル・パチーノの若いのなんのw
観て第一の感想は、先に日本の「遊びの時間は終らない」(1991)を観ていたので、これは狼たちの午後をモチーフにしていたんだなあと
とにかく動きが少なく、ずっと銀行の中を舞台にして繰り広げられる
電話ボックスという1舞台で警察との交渉をしていたフォーン・ブースと似てるね
これには、ともにゴッドファーザーでコルレオーネ家の気弱な次男フレッドを演じたジョン・カザールもサルとして出演

しっかしとにかくこの銀行強盗の二人であるソニーとサル。あまりに優しくて情けなくて、とても銀行強盗する器じゃありませんw
一人小心者が俺にはできないと逃げ出すあたり、のっけから予定が狂ってずっこけますw
その後のやり取りも・・行員の女性もなんかリラックスして談笑しちゃったり、とても緊張感がないwもうあちゃー(ノ∀`)の連発
ソードフィッシュの冒頭でゲイブリエルが「20人、30人と人質が死ぬ……脳みその色までわかる……そんな結末にならなきゃ嘘だよ」と言っていたが、まあ確かにこれはもう半分バラエティ路線入ってるからw
つか嫁が来るとか言って、タクシーから出てきたのはなんと男。ゲイとかいう設定らしいw
でも実話を基にしているようで、犯人はこれで服役20年。ご愁傷様です