ベン・ハー

猿の惑星でおなじみのチャールトン・ヘストン主演
猿の惑星に比べたらずいぶん若い。若い頃のはシュワちゃんに似てる
よくわからず借りて観たものの、ずいぶん古い舞台設定だなと思ったら、なんと1954年の作品。移動手段は馬、飲み物は水

なぜ妹と母の本当の事を言わなかったのか
それがベン・ハーにかつての親友に対して無用に憎しみを憎悪させる形となった
そしてこの映画の見所であるレースはかなりの見物
しかも馬4頭とかなり贅沢

妹と母が業病(お岩さんみたいな病気?)で業病の谷でひっそり暮らしているさまはかわいそうでならなかった
あんな美しかった妹が・・何の因果でこんな目に
でもよく見るとそんな全然酷くもないんだけどね

そしていよいよあのお方とご対面
ところがこのお方とか業病の顔とか肝心な顔はなぜかなかなか見せてくれない

このベン・ハーという男はつくづく柔軟に対応できない頑固な男だと思った
メッサラからの最初の誘いを受けていれば、妹母もあんな目にあわず、アリウスの養子になっていれば楽をできていたのに、それを断る
常に何か気に食わなさそうな反抗的な態度
このあたりは感情移入できなかったな
もうちょっと従順に反発することなく生きられないものかこの男は