トレマーズ

地下に潜む化け物(サンド・アームとでも言おうか)が襲い掛かってくるB級モンスター映画
ケヴィン・ベーコンがずいぶん若いなと思ったら1989年の作品だった。その分B級感は否めないが、それなりに純粋に楽しめるモンスター映画である
まあとにかく驚くのはあの化け物の異様ないでたち。口の中に大蛇のような蛇を飼い、それで獲物を口の中に引き込むということか。しっかしいくら突然変異とはいえあんな化け物がいきなり生まれたら堪ったもんじゃないな。でもあの感じだと、やはり柔らかい土の中でしか活動できないわけで、コンクリートなんてもっての他。つまり東京の大都心ならまず安全ということ。あの場所限定なわけで、奴らがかなり運が悪かっただけのような気もw

まあB級だけあってとにかく見ててイライラします。あいつらもうバカすぎ(ノ∀`)とにかく逃げることしか考えてなくて、まったく戦おうという気がない
あんなちょこっとずつジープで逃げたって高が知れてるって。それより元々数も少ないんだし(3匹)、1匹目を強力な銃で倒せたから決して倒せない相手じゃないんだし、みんなで協力して戦ったほうがはるかに効率いいと思うんだが。武器もバートらがたくさん持っていたことだし。爆弾を武器として使わず、逃げるための囮のようにしか使わないんだもんな。まあたいがいこういうB級ホラーはやられる側がバカと決まってるんだが
つかそもそもあのまま武器納庫に誘き出して撃ち続けまくりゃ、残りの2匹も倒せたと思うんだが・・
って思ったのが軽率だったようで、奴らジュラシックパーク3のヴェロキラプトル並みに知能が高いときやがる。つまり、同じ作戦は二度通用しないということ。返り討ちにあうのがオチ。目も見えないし、振動でしか感知できない鈍感さの割には、そんなところだけ頭いいってなんか不自然w
銃もあの堅い甲羅のような頭に撃ってもほとんど意味ないんだよね。でも奴らひたすら甲羅に向けて撃ってるし(ノ∀`)奴の弱点は口の中なんだよ。あの蛇どもをまず仕留めるべきだ。奴が口を開けたらひたすら弾を注ぎ込む。そしてチャンスがあるくらい近づければ爆弾を食わせてやる。これがどうしてできないんだか(ノ∀`)

最後のヴァルの捨て身の機転はお見事だが、銃が効かない硬い頭の割には、あの程度の落下で死ぬって意外だったようなw