パニック/脳壊

タイトルからすごい錯乱状態を期待した方。残念w殺し屋が自分の職業を辞めたいと葛藤する悩みどころを単に描いた映画です
全体的につまらなくはないが、結局何なの?という今一動きの少ない作品ですた

〔キャスト〕
殺し屋アレックスを演じるのは、最近では「セルラー」でお馴染みのウィリアム・H・メイシー。つかいい人すぎて殺し屋に見えないんですけどw
アレックスの父マイケルにドナルド・サザーランド。ものすごいオーラを感じます
不倫相手の不思議なメンヘラーのサラには、「スクリーム」や「ワイルドシングス」でお馴染みのネーヴ・キャンベル。相変わらず綺麗です。つかこんな女絶対いないwあれだけ拒否していた中年のおっさんを最後に招き入れるなんて絶対あり得んw

それにしてもむかついたのはセラピストのパークス。せっかく助けてやったのに尋問ばかり。やっぱ殺すべきだったなあいつは。セラピストとしても大して役立つは思えんし。しかしなぜみんなこいつのところに通うんだろ?きっと話すことで楽になるからだろうな。ただ聞いてるだけ。それで1時間で1万くらいボルって、楽な仕事だなw
そしてだんだん目に付いてきた父マイケル。辞めたいと言ってるのに、脅迫して続けさせようとしたり、単に秘密を知ったからという理由でセラピストを勝手に標的にさせたり、挙句の果てはまだ幼いサミーにまで手解きを仕込ませようとする始末。あの子はかわいいし、受け答えもすごいしっかりしてるいい子なのに
こりゃそろそろ限界。あの親父を始末すべきか?なんて考えてたら本当に・・wしっかし自分の親父殺すくらいならあのウザイセラピスト殺せってのw
サラはいらなかった気もする。なんか余計。アレックスは不倫なんてガラじゃないし、サラとの不倫がストーリー上意味があったとは思えない
回想の演出が突然すぎて、現時点と過去の1シーンの区別が付かない。例えば、妻マーサとの出会いなど

ラストは若干不可解な点を残す
まず親父を殺し、自らも撃たれ、の身が一番に案じられる。そしてセラピストの「お父さんに会いたいかい?」という意味深な質問。しかし次の瞬間、当然のようにとベッドで話している。普通に生きてるやん…_| ̄|〇
最後の意味深なメッセージ「終わるものなんてない」・・これはこの親子の宿命を表しているのか?謎の多いラストだった

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