ドーン・オブ・ザ・デッド

「done of the dead」すなわちもう死んでいる--例によってゾンビに噛まれると感染して死に、ゾンビになるというもの。「死霊のはらわた」「24時」に続きまたまた同パターンのホラー映画なのだが、やはりおもしろい。なんでも向こうでは「リング」を超えるほどの人気だったという
しかし感染源はどこだったのだろうか?物語では、冒頭でヴィヴィアンとうい小さな女の子が始まりだったが・・こういうの非情に興味があるので、できれば明らかにしてもらいたい
そして最初は一人だったヒロインのアナ(サラ・ポーリー)だが、刑事と遭い、マイケルと遭い、ショッピングモールでは警備員の3人組など徐々に仲間を増やしていく。個人的になぜだか石田純一似に感じるwマイケルは実直で好感が持てた
噛まれていたのを分かっていながら、仲間のことも考えず妻を生かしゾンビの赤ん坊を生ませたアンドレ、卑怯者のスティーブ、犬のためにみなも危険な目にあわせたニコールはあまり好きになれない
こういうホラー物で、ジェイソンなど特定の化け物を相手にしたものではなく、不特定のゾンビを対象にする場合、その焦点はゾンビではなくむしろ人間側のチームワークが中心となってしまう
そういう意味で今回の映画も、こういうときでのチームワークがいかに大切かが分かる。仲間は多いほうがいいように見えるが、多いとメリットだけではなく当然不満分子などのデメリットを生む。統率の取れない、利己的で仲間への犠牲を厭わないようなのはむしろ不要。共通した意思疎通が取れる信頼し遭える仲間のみの少数精鋭で動くのが一番安全なのだ
そういう意味で、女は特に危険だ。普段大して役に立たないのに、その中途半端な優しさで男の仲間を危険に導く。それでいていざとなったら男に守ってもらい、その男が犠牲となり、自分はのうのうと最後まで生きている。ホラー物でヒロインが最後まで生き残れる理由はこういうところにもありますなw

あとこれって結局これで終わり?2とか続編はないのでしょうか?あのままだと中途半端で続きが気になるんだが・・

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