スカーフェイス

いやー壮絶な映画ですた(´・∀・`)ノ
例によってアル・パチーノ主演のギャング映画
ホントにこの人はゴッド・ファーザーの影響やイメージが強いせいか、こういう映画ばかり。そしてまたそれが似合うw
劇中のアル・パチーノは、実際はどうか知らないが、好きなことを何でもやり振舞うというところがあり、小心者の自分にとっては羨ましい限りで勇気を与えてくれる。つかこんな風に自分の気に入らない奴を次から次への好きなだけ銃で消せたらどんなにいいかwしかも人殺しといて揉み消すとかいうのが通じる世界だしw

アル・パチーノ演じるトニーが、マフィアのボスにまで成り上がり、自滅してゆくまでの様を描く。まさに黒い巨塔w
トニーの武器はとにかく厚いハートにその根性、そして運
そして最大の欠点は、短気なこと
前者で成り上がりに成り上がりまくったが、後者で自滅した
見ていてなんてバカなんだとも思ったが。もう少し落ち着いて冷静に対処していれば、万事うまくいっていたものを・・
最初に取り入れてくれたフランクを裏切り、自らボスへ
そしてその女エルヴィラを手に入れる。金も貪欲なまでに。とにかく欲しいものは何でも手に入れ、うまいものを食い、うまい酒を飲み、コカインに耽るだけの毎日
しかしこの男の止むことない虚栄心、驕り、短気が、次々にいろんな物を失ってしまう
金にばかり執着しすぎ、あまりに人との情を疎かにしすぎた。大の親友、妻までも蔑ろにし、やがて孤立無縁、本当に一人ぼっちに・・みんな怖がって誰も寄り付きやしない
まず妻のエルヴィラ。とにかく金のことしか考えず、言葉もFuck、shit連発。そして侮辱的な言葉も浴びせられ、ついには愛想を付かせ、別れてしまう
次にいいパートナーだったはずの大の親友だったソーサ
くだらない理由でソーサを助けることができず、裏切る。自分が助けてもらうのに、ホントにバカだ。後にこれが致命的な敵を作ってしまう
次に大の親友だったはずのマニー
大親友なのだから、妹をやるくらいの度量があっていいはず。妹と一緒にいるところを見て逆上し、撃ち殺す
そしてそれで気が触れてしまった、大切だったはずの妹のジー
ジーナが最初の一撃をトニーに浴びせることに

しかし最後の壮絶戦は無理があるというかwなんであんなに何発も食らって生きてるのwあれじゃジェイソン状態じゃんw最後までアル・パチーノを応援していたので、さすがに最後の様は哀れだった・・